2009年02月25日

インクジェットのカスタム

インクジェットのカスタム

ここのところ不景気だってお話が方々から聞こえてきます。流行語なのか?と思ってしまうくらい。弊社の場合はというと、とっても好景気がない代わりにとっても不景気もない、とっても刺激のない経営状況なわけで、創業以来借り入れもないし、事務所家賃も不要、つぶれようがない経営です。

弊社の業務というのは、必要がないものは売ってないし、必要じゃない仕事もしないので、必要じゃないとお呼びがないから必要な仕事以外はしないという、流行とは縁のない業態です。労働エネルギーを最低限に消費するという意味ではエコロジーと言えるのではないかなあ。

開発なんかも最小限しか外部委託しないから、時間が有ればたいがいできてしまうわけですし。

話を戻して、不景気って言うと、次は節約(エネルギーではなく金銭の方)がテーマになるもんです。

ご存じのようにインクジェットはインクが意外と高額です。それだけならまだしも、インク交換の手間は、ヘビーユーザーにとって、めんどう以外の何でもないわけです。たまに何故かインクが漏れて来たりするしねえ。

レーザーは良い縁が無くて、何買ってもすぐ壊れるし。

今プリントしたいのに、勝手に止まったときのイライラというのは健康に悪い。そういう気分からもまこと切実に脱出したい。

弊社の技術を惜しげもなく投入して・・・・・というわけではなくて、仕事の気分が乗らない時ってあるもんですが、そういう時にインクジェットのカスタムを行いました。
inkjet.JPG
夢のフルカラー1万枚連続印刷可能なインクジェット、Tuned by EMJ


改造費は200円と2時間。カートリッジのダイアフラムにインク供給するノズルをチューブの先端に装備することが必要で、ボールの空気入れ用の針を100円ショップで買ってきました。外径が丁度いいので。チューブなんかはいっぱい持ってるし。安物の詰替用インクボトルをそのまま使ってます。

そう難しいカスタム(この単語、美しい響きです。)ではないのですが、費用対効果は絶大です。見た目はともかく。

Qアホか?

Aはい、認めます。

Q 1万枚なんて、誰もインクジェットに期待してないって

Aその通りです。

Q見せてくれ。

Aいつでもどうぞ。笑えます。

Q売ってくれ。

A売りません。こんなもの。自作してください。

ああ、またしょうもないモノを造ってしまった。

日本環境計測国産部門担当HK
http://www.environment.co.jp/

posted by EMJ-TM at 16:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2009年02月24日

グラニエ自作用アルミパイプ

グラニエ自作用アルミパイプ

世界のグラニエセンサー自作者(樹液流計測関係者)にとって、ショッキングな出来事が起こりました。外径3/16、内径0.014inchというサイズで、A3003を材料としたアルミパイプの供給が途絶えたのです。何処探したってありません。
altube.jpg
本当のところ、グラニエセンサーの存在は我々業者にとっては「自作がメイン」という理由で縁がない、つまり商売にはならないセンサーなのですが、それはそれでサップフローを計測する研究がテーマとして成り立つ限り、その計測は有意義と言い切れるわけです。で、その関係者とは弊社のお客様であったりするわけで、「そんなの知るか。」って気分にもなれないのです。

弊社の結論として、ビジネスとしての判断は明らかに間違っていますけど、大量製造する事にしました。一応弊社の場合、九大大学発ベンチャーって枠に入っちゃってまして、かつ、堂々の第一号創業(注釈:最初に造られたって意味。一番大きいって意味じゃない。)の会社という事になってます。そういう背景もあり、研究がこんなパイプ程度の事で滞ったり、絶滅したり、ってのは、どうにも我慢ならないと思ってしまうのです。

別に「大量」に造りたい訳じゃないんですけど、材質指定の上で、インチ規格のパイプを日本で製造するとなると、それは需要が全く無いモノを造るという事になり、何本とか何mとかそういう単位ではなく、「A3003でこれこれの規格で公差はこうで、それを30キロ分お願いね。」、というやりとりになってしまうわけです。そうしないと販売単価が馬鹿みたいな価格になってしまうのです。まさか、切削で造るなんて愚かな判断はエンジニアとしてはできないですし。

こういう訳で、2009年3月20日前後に、1.1m長さ、約6500本が弊社に入荷します。全国のグラニエファンの方々、生涯の間、安心頂いて大丈夫です。弊社はパイプ屋じゃないので、表向いて積極的な販売を行う事はありませんが、日本国内の需要をどう少なく見ても30年間以上は満たせる在庫が弊社にあります。

そして、全く苦にならない価格にしてます。

日本環境計測国産部門担当HK
http://www.environment.co.jp/

posted by EMJ-TM at 15:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記