2009年06月28日

ランバージャックへの道 パート2

ランバージャックへの道 パート2

前回から引き続きで、本日からは茨城県北茨城市にサイトに移動してきました。
ここは長期生態観察のためにつくられた歴史あるサイトだそうで、開祖みたいな所だそうです。
現・東北大の中静先生を筆頭にして始められた研究を20数年経っても若い研究者が引き続き、この地を利用して計測をされているそうです。
樹木は100年単位で結果が分かる位にスケールの大きな研究だと云われます。
この歴史を絶やさずに円滑に継続させていくお手伝いをするのも我々の役目の一つなのかなあと感じました。

さてここでの計測は木の直径の計測を行いました。
今回私は野帳マンを仰せつかり、巻尺とノギスで読み上げた数値を漏れなく記載する作業でした。まあ心優しいパートナーですこと“”
作業はそう困難ではありませんでしたが、山の強敵アイツが現れました。
蜂です“”スズメバチじゃないとは思うのですが、一歩も動けないですね。
猪とか熊とか山は怖いところです。
海で鮫に会う確率よかよっぽど多いですもんね。

数時間の滞在でしたが、小川は本当に綺麗な場所でした。
清流が流れていて野生のワサビとか三つ葉とかが生えてました。
ここで親子丼食べるのもどうかと思いますけど。
機会があればまた来てみたいと思わせる場所でした。
一人じゃよう行かんですけど“”

TMsinrin04.jpg

TMsinrin05.jpg

余計な話ですが途中で、ペンダントロガーに雨水が溜まっているのを結構みました。
湿度センサーが付いているタイプだと水が溜まるみたいですね。
結露もあるのかもしれませんけど、簡単な対処法は菅原先生みたいに手作業で傘作ってあげたらいいのではないでしょうか。唐笠地蔵みたいなのを
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%94%90%E5%82%98%E5%B0%8F%E5%83%A7


慌しくも楽しいショートトリップでした。
昨今ニュースで、遺伝子組み換えだ、植物工場だと話題に事欠きません。
日本の国土の70%近くは森林だそうです。今回来てみて日本人は恵まれた環境に生きているんだなあと改めて思いました。IKEAとかニトリで安いって喜んで外材の家具買ってる場合ちゃうと思いますよ!
森林が荒廃したら地滑りとか土石流とか自然災害にどう備えるんですかね?

では最後にこれは何て植物でしょうか??
TMsinrin06.jpg
答えはギンリョウソウです。
葉緑体を持たない植物なんだそうです。
今度SPADで計測してみたいです。数値ZEROになるんですかね?
どなたか試されたことある方居たら教えてください。
国内には結構SPAD信者さん居てるんで、これでZEROやなかったらどうするんやろ??

日本環境計測輸入部門担当TM
http://www.environment.co.jp/
posted by EMJ-TM at 17:19| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記

2009年06月17日

ランバージャックへの道 パート1

ランバージャックへの道 パート1

お久しぶりです。
東京支社で頑張っておりますTMです。
さて今回はお客様の研究のお手伝いで測定に行ってきました。
場所は福島県いわき市勿来!
http://maps.google.co.jp/maps?utm_source=ja-wh
内容は林内の温湿度、リター厚、リター上部、下部の温度、土壌水分の測定です。
私は放射温度計でリターの温度と水分計で土壌水分測定を担当してきました。
土壌水分センサーは弊社取り扱いのDelta-T社製SM200とHH2の組み合わせを選択しました。多点を移動しながら計測するのは、この組み合わせが最適と判断して準備しました。

TMsinrin01.jpg

TMsinrin02.jpg

屋外での活動は海では慣れておりますが、山は初めてなので装備の準備からして
大変でした。で、結局落ち着いたのが合羽と長靴にモスキートガードと軍手。
流石に熊除けの鈴は着けませんでした。


作業は7m、12m、15mのプロットがあり、杭で1m間隔にマスキングし、地道で人海戦術のみが有効な作業をスタートさせました。
当日は雨こそ降っておりませんでしたが、林内の湿度は高く通気性のない合羽を着た事に数分で後悔いたしました。サウナスーツより効果ありますよ!!
単調な作業が続く事と山に慣れていないのもあって、方位の感覚が狂い始めるので
声を掛け合いながら進捗させていきました。
初日は不慣れな事もあり予定の半分以下で終了。でもヘトヘトでした。

TMsinrin03.jpg

夜は勿来駅前の“みちのく”という居酒屋さんでお世話になりました。
早苗さんというママさんの料理も美味かったですよ!
同席した近くの温泉施設の社長さんにお酒奢ってもらいました。

屋外の作業では虫に悩まされるのが一番気になりました。
耳元でずっとブンブンいうてるのは苛々するし、集中力の妨げにもなります。
その回避の為にお借りしたモスキートガードが、逆に作業効率の妨げになるんです。
そこら中にひっかかるので、前に進むのに気を使うのが鬱陶しいんです。
海なら海パン一丁で平気で気楽なもんです。
虫は来ないですがクラゲに刺されたり、たまに魚がぶつかってきたりもします。

なので二日目は頭にタオル巻いて、顔に特製の虫除けスプレーかけて測定しました。
二日目という事もあり、チームプレーにも良いリズムが出てきて、計画を全て終わらすことができました。それでも8時間くらいはかかりました。
パートナーさん曰く素人さんと一緒なので楽な調査にしてくれたそうです“”


屋外では環境制御が出来ない事と、余りにも測定対象が広いので、何を真値とするかの判断基準が難しいです。
簡単な解決策はありえないので、とにかく多点でデータを集めるしかなさそうです。
また測定精度もかなりバラつきが出てしまいます。
根が張っている土壌では空隙が多く、数値が低く見積もられてしまいます。
また礫や腐葉土など不確定要素が入り込む余地が沢山あります。
測定ポイント1点に対し3点は挿入して測定をし、アベレージで求めるのが最良なのではと感じました。

1点目の測定ポイントが終了したので、翌日からのポイントへ移動します。
続きは次号で!!

最近流行の森林療法というのがありますけど、あれも滞在時間ですよね!
2〜3時間の山歩きなら気分爽快で帰れますけど、ずっと居たら逆に鬱になりそうです。山の中の静寂は想像以上に怖いですよ!

日本環境計測輸入部門担当TM
http://www.environment.co.jp/
posted by EMJ-TM at 09:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記