2008年04月16日

光を測る!

光を測る!  

光の計測で検索をかけるとそれは物凄い数がHITすると思います。

日射も家庭用の電灯もLEDもレーザーも光には違いありません。
我々の分野でも必要とされる種別は多岐にわたります。
全てに対応する機種をご紹介出来れば嬉しいのですが、なかなか難しいです。

その中で最近デモで見せてもらった機種が意外と幅広く使えそうなんです。

舶来物がでかい顔して威張ってる業界で、国産で頑張ってる英弘精機さんが製造販売してるMS-720!コレ押しです。

MS-720.jpg

簡単に説明致しますと軽量携帯型の分光放射計です。

最初はリモセンの用途だけかと思ってたのですが、被服材やガラスの透過や
様々なサンプルの反射率と多岐にわたる活躍を期待出来そうなんです。

測定波長域は350〜1050nmで、分解能は10nm(波長間隔は3.3nm)。

電源は単3電池4本で駆動し、データ保存も800データまで可能です。

またオプションでGPSを付ければ測定ポイントの情報もデータに織り込めます。
重量も720gなので屋外での使用にもってこいだと思います。

林内や樹間毎のプロファイルに限らず、ビニールハウスの被服材の遮光特性等々のデータも
得られます。

データはスペクトルだけでなく、PAR、μフォトン、照度も同時に測定できます。

前回取り上げた題材でクロロフィル蛍光測定器の光量子センサーで行う精度管理の危うさを述べました。

この機械であれば、測定器の光源の精度管理とか、LED光の照射強度とその波長も同時に測定できるので解決策になるかもしれません。

暗信号をカウント(校正)するための機械式シャッターが内蔵された点も評価できます。

Ocean Optics社の分光システムなんかは結構普及しているんですけど、これはフォトダイオードアレイの波長毎の感度調整が難しく、別途標準光源を買ったりする必要があります。またそれ買っても校正は難しいんですけどね。

でも、価格が安価なのでOcean Opticsも状況によってはお奨めできる場合もかなりあります。

こういう分光計は現在かなりのメーカー、種類が出回ってますがみんなディテクタは同じで、東芝かソニーのアレイを使っているケースがほとんどです。たまに感度を上げる場合に浜フォトのペルチェ冷却アレイを使う機種があるくらいです。

話を戻してMS-720ですが、一部気になるところが・・・・
検知部が本体上部を向いており高さが165mmあるので、小さめのチャンバーで測定している場合など対応が困難です。

PSI社のFluorcamの箱型ですと、底のプレートを外さないといけませんね“
ここは英弘精機さんの今後の努力に期待したいところです。

あと何点か改良をお願いできるのであれば本体に落下防止用のストラップを着けるとか、測定点を可視で認識する為のレーザーポインターとか、レベル出しの為の水準器を着けるとかしてくれると嬉しいですね“”

日本環境計測輸入部門担当TM
http://www.environment.co.jp/


posted by EMJ-TM at 11:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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