2009年02月24日

グラニエ自作用アルミパイプ

グラニエ自作用アルミパイプ

世界のグラニエセンサー自作者(樹液流計測関係者)にとって、ショッキングな出来事が起こりました。外径3/16、内径0.014inchというサイズで、A3003を材料としたアルミパイプの供給が途絶えたのです。何処探したってありません。
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本当のところ、グラニエセンサーの存在は我々業者にとっては「自作がメイン」という理由で縁がない、つまり商売にはならないセンサーなのですが、それはそれでサップフローを計測する研究がテーマとして成り立つ限り、その計測は有意義と言い切れるわけです。で、その関係者とは弊社のお客様であったりするわけで、「そんなの知るか。」って気分にもなれないのです。

弊社の結論として、ビジネスとしての判断は明らかに間違っていますけど、大量製造する事にしました。一応弊社の場合、九大大学発ベンチャーって枠に入っちゃってまして、かつ、堂々の第一号創業(注釈:最初に造られたって意味。一番大きいって意味じゃない。)の会社という事になってます。そういう背景もあり、研究がこんなパイプ程度の事で滞ったり、絶滅したり、ってのは、どうにも我慢ならないと思ってしまうのです。

別に「大量」に造りたい訳じゃないんですけど、材質指定の上で、インチ規格のパイプを日本で製造するとなると、それは需要が全く無いモノを造るという事になり、何本とか何mとかそういう単位ではなく、「A3003でこれこれの規格で公差はこうで、それを30キロ分お願いね。」、というやりとりになってしまうわけです。そうしないと販売単価が馬鹿みたいな価格になってしまうのです。まさか、切削で造るなんて愚かな判断はエンジニアとしてはできないですし。

こういう訳で、2009年3月20日前後に、1.1m長さ、約6500本が弊社に入荷します。全国のグラニエファンの方々、生涯の間、安心頂いて大丈夫です。弊社はパイプ屋じゃないので、表向いて積極的な販売を行う事はありませんが、日本国内の需要をどう少なく見ても30年間以上は満たせる在庫が弊社にあります。

そして、全く苦にならない価格にしてます。

日本環境計測国産部門担当HK
http://www.environment.co.jp/

posted by EMJ-TM at 15:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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