2008年01月09日

光量子センサーLP471PARの改造

あけましておめでとうございます。

創業以来になってしまいますが、弊社は年賀状出してませんので、ここでご挨拶とさせていただきます。

仕事始めが4日でしたが、年明け早々最初に行っったのは悲しいかな改造案件でした。去年末から引きずっている案件なんで、えいやっと気合いを入れる意味となまった手のリハビリです。

LP471PAR1.jpg

これはジャンクじゃなく、新品入荷2時間後のLP471PARです。

入荷次第削ったんですけど、裏側にエポキシパテの固いのがぎっしり詰まってます。これを削るために去年末準備したんです。歯科技工用のリューター(ベルトエンジンと呼ぶ)を。

工業用と違い、シャフトのブレがなく、良く削れます。

LP471PAR2.jpg

逆から見ると解りますが、通常は筐体の横からケーブルが出ています。これが邪魔なんです。今回は。

元々はこういう状態です。
LP471PAR3.jpg

で、何がやりたいかというと

ginbal1.jpg

これがやりたかったんです。ジンバルと言います。

横にすると、その動作は明らかで

ginbal2.jpg

このようにセンサーは常時上を向くという仕組みです。

実はこのジンバルはあるお客様のお父様が作った物らしく、厚めのA2017材を贅沢にフライス加工し、軸はベアリング入りという上等なものです。でもアルマイトかかってないし、もともとはLI-190SA用に設計されている。

せっかくこれがあるのだからと言うことで、必要最小限の追加工
と無駄に高いLI-190SAじゃなくて、安いLP471PARにしてしまったんです。で、配線の向きが横出しだと邪魔なので、切って、削ってというわけです。

Apogee社の製品みたいに、普通は何らかの安い理由があるんですけど、デルタオームはそれが見あたらないので気に入ってます。

ついでに実測値をこの前計測してみたんですけど以下のようになりました。

LI-190SA LP471PAR 差 (単位はμE、値は15秒平均値)
513.9 513.7 +0.2
554.8 555.1 -0.3
546.3 555.8 +0.5
559.5 559.2 +0.3
561.8 562.6 -0.8
561.7 561.6 +0.1
550.1 550.0 +0.1
557.9 557.6 +0.3
536.6 537.3 -0.7
552.3 552.5 -0.2

どっちが良いという訳でも無いので、そりゃあ安価な方を選定するのが正解です。

もし、同じように配線の向きを変えたいという方がいらっしゃったら参考になると思いますが、リューターで削るときには思いっきり良くやった方が熱が籠もりませんし、短時間で済みます。

配線は4本、赤、白、茶、青とありますけど、白と茶は無視していいです。赤と青だけ生きていればそれで構いません。

センサーの中身はただのフォトダイオードなんで、そう気むずかしいもんじゃあないんですけど、思い切りは必要です。

それと、ジンバルとの組み合わせで言えば、LI-190SAより重量があるLP471PARの方が、ジンバルの動作が安定しますので、向いているようです。

日本環境計測国産部門担当HK
http://www.environment.co.jp/
posted by EMJ-TM at 17:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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